「この記事では、2024年から始まった新しいNISA制度(以下、新NISA)について解説します。※本文中では旧制度と区別するため“新NISA”と表記します。」
20代30代の人で、投資を始めたい。でも、何から手をつけたらいいか分からない。
たぶん今これを読んでくれているあなたも、そんな状態だと思います。
結論から言うと、投資の最初の一歩は「新NISAから」でOKです。
理由はシンプルで、初心者がいきなり遠回りしないための“最短ルート”になってるから。
ぼく自身、27歳の地方公務員として働きながら資産形成をしていますが、
投資の入口でNISAを選んだのは「考えるより先に、仕組みで勝てる場所」だったからです。

実際の僕のNISAでの運用収益です。働き始めてからすぐにSBI証券で口座を開設し、毎月3万円積み立てを続けた結果です。特別なことは何もしていません。やったことは口座を開設し、積み立て設定しただけ。
この記事では、新NISAの細かい制度を丸暗記するよりも、
「なぜまず新NISAなのか」「初心者はどう使えばいいのか」だけに絞って話します。
読み終わる頃には、次にやることがハッキリするはず。
すでに制度や仕組みを知っていて、口座開設・積み立て設定に進みたい人用に、口座開設&積み立て設定ガイドの記事を投稿予定です。
新NISAの前に、これだけは整理しておこう
新NISAは商品じゃなくて”仕組み”
先に超大事なことを1つだけ。
新NISAって「買うもの」じゃないです。
新NISAは投資の“仕組み(非課税の口座)”で、
そこで買うのは投資信託とか株とかの“中身”。
新NISA=お得な箱
投資信託や株=箱に入れる食材
みたいな感じ。食材を買う前に、まずはそれを入れるお得な箱を用意しましょうっていうイメージです。
投資初心者がまず新NISAを使うべき3つの理由
理由① 利益に税金がかからない
普通の投資だと、利益が出たら約20%は税金で持っていかれます。
でも新NISAなら、その税金がゼロ。
これ、初心者ほど効きます。
だって最初は「利益の大きさ」より「続けられる仕組み」を作るほうが大事だから。
税金が引かれない分、同じ運用でも結果が伸びやすい。
まずは“勝ちやすい土俵”に立つのが最優先です。
理由② 長期投資と相性が良く、初心者の不安を減らせる
投資って、短期で増やそうとすると一気に難しくなります。
逆に、長期でコツコツ積み立てるなら、やることは割と単純。
しかも積立投資には、初心者にとってめちゃくちゃありがたい仕組みがあります。
毎月同じ金額で買うので、
価格が高いときは買う量が少なくなる
価格が安いときは買う量が多くなる
結果として、平均購入単価が平準化されやすい。(ドルコスト平均法)
相場の天井と底を当てるのはプロでも無理ゲーなので、
初心者は“当てにいかずに平均点を取りにいく”ほうが賢いです。
新NISAは非課税期間が無期限なので、
「長く持つ」「積み立て続ける」前提の投資がやりやすい制度。
“毎月決まった額を淡々と入れるだけ”でOKな環境が整ってます。
理由③ 制度がシンプルで、まず土台を作るのにちょうどいい
新NISAは2階建ての仕組みになっています。
- つみたて投資枠(年120万まで)
⇒金融庁の基準を満たした投資信託が買える枠。個別株は買えない。 - 成長投資枠(年240万まで)
⇒投信やETFに加えて、個別株やETFも買える枠。
ただ、初心者の最初のゴールはもっとシンプルでOK。
「つみたて投資枠(年120万)の中で、投信を1本 積み立て設定する」
まずはこれだけで十分、というかこれが最強。
土台ができてから、必要なら成長投資枠を使っていきましょう。
成長投資枠のおすすめの使い方は下の記事で紹介しています。
新NISAのざっくり全体像
- 年間で最大360万円まで投資できる
- 生涯で1,800万円まで非課税で持てる
- 非課税期間は無期限
- 売った分の枠はまた使える
つまり、「長く・たくさん・非課税で育てられる口座」ってこと。
この“強い土台”を持っておくのが、初心者の最適解です。
初心者のNISAの使い方はこれだけ
まずは月1万円からでも
投資は金額より、続けた期間がモノを言うゲーム。
月1万円でも、1年で12万円、10年で120万円。
習慣になった人から勝っていきます。
「少額だと意味ない?」って不安になるけど、むしろ逆。
最初のうちは“慣れること”が一番のリターンです。
商品は“まず1本”でOK
初心者が最初にやりがちなのが、
「何を買うか調べすぎて疲れて、結局やらない」パターン。
だから最初は、低コストで分散されたインデックス投信を1本。
全世界株か米国株どちらかを選べば間違いないと思います。
大事なのは“一日でも早く積立を開始すること”。
積立設定したら、基本は放置
NISAで一番強い戦略は、
「自動で積み立てて、余計なことをしない」ことです。
毎月入れる
相場は気にしすぎない
暴落でも続ける
これだけで、ほとんどの初心者は平均点を超えます。
初心者が避けたい落とし穴(ここだけ注意)
いきなり成長投資枠で個別株フルスイングしない
個別株やテーマ株は魅力的だけど、
最初からやると情報量が多すぎてメンタルが削れます。
まずはつみたて枠で土台を作ってから。
順番が大事。
相場が下がったからといって積立を止めない
下がってる時こそ、同じ金額でたくさん買えるタイミング。
積立は“安い時に多く買う仕組み”が自動で発動するので、
むしろ下げ相場は味方です。
まとめ 迷ってるなら、まず新NISAから始めよう
投資の最初の一歩は、難しい勉強じゃなくて“仕組みづくり”。
- 税金ゼロの土俵で
- 長期の積立を自動化して
- まずは1本・少額でスタート
これだけで“投資デビュー”は完了です。
次の記事では、ぼくが使っているSBI証券で
口座開設から積立設定までを、画面つきで一緒に進められる形でまとめます。
「よし、やるか」と思った人は、そっちを見ながら実際に設定まで終わらせましょう。













