日本高配当株って、ここ数年かなり注目されている投資スタイルですよね。
「配当でスマホ代を払いたい」「いつか家賃も配当でまかないたい」といった話も、SNSやブログでよく見かけます。
ぼく自身も、日本高配当株をポートフォリオのひとつの柱にしていて、“もうひとつの給料”を育てていく感覚がかなり気に入っています。
一方で、なんとなく人気だからといって飛びつくと、「思っていたのと違った…」となりやすいのも高配当株の難しいところです。
この記事では、27歳でFIREを目指している地方公務員のぼくが感じている、日本高配当株の魅力と注意点、その投資スタイルが向いている人・向いていない人についてまとめていきます。
※ぼくが実際に保有している日本高配当株については、別記事「金融資産800万の27歳公務員が保有する日本高配当株」で詳しく紹介しています。
日本高配当株ってどんな投資?
まずは「高配当株ってそもそも何?」というところから、ざっくり整理しておきます。
一般的には、
- 配当利回りが3〜4%以上ある銘柄
- 毎年、ある程度安定して配当が出ている銘柄
あたりを「高配当株」と呼ぶことが多いです。(細かい定義は人それぞれですが……)
成長株とのざっくりした違い
同じ株式投資でも、ざっくり分けるとこんなイメージです。
- 成長株投資
→ 利益成長が大きく期待できる企業に投資して、株価の値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う - 高配当株投資
→ 安定的に利益を出している企業に投資して、配当金(インカムゲイン)をコツコツ受け取る
もちろん、高配当株でも株価が上がることはありますし、成長株でも配当を出している企業はあります。
ただ、どちらかというと
成長株:将来の伸びに賭ける
高配当株:今の利益を株主に還元してくれる
というスタンスの違いがあると感じています。
短期で売買というより「長期でじっくり」のスタイル
高配当株は、短期で売買を繰り返して利益を狙うというよりも、
- 毎年の配当を再投資しながら
- 5年、10年といった単位で
- ゆっくり“配当金マシーン”を育てていく
ような、長期前提の投資スタイルだと感じています。
日本高配当株のここが魅力【27歳公務員目線】
ここからは、ぼくが日本高配当株に魅力を感じているポイントを、いくつかに絞って紹介します。
① 給料とは別に“もうひとつの給料”が生まれる
一番大きいのは、やっぱりこれです。
公務員の給料は毎月決まった日に振り込まれますが、
そこに**「配当」という別の収入の柱**が増えるイメージになります。
- 3月・6月・9月・12月など、企業ごとの配当月に
- 給料とは別の“おこづかい”が口座に振り込まれる
この感覚は、実際に配当をもらってみるとかなりクセになります。笑
ぼくは、
- まずは「スマホ代くらいは配当で賄えるようにする」
- 次に「家賃の一部」
- いずれは「生活費全体のかなりの部分」
という感じで、支出の一部を少しずつ配当で置き換えていきたいと考えています。
② 含み損でも「配当がある」というメンタルの支えになる
株価はどうしても上下します。
どれだけいい銘柄を選んだつもりでも、短期的には含み損になることも普通にあります。
そんなときに、
- 成長株だけだと → 「マイナス○万円か……」と数字だけ見て落ち込みがち
- 高配当株だと → 「でも、この株は毎年◯円の配当を出してくれてる」と思える
という違いがあります。
もちろん、配当が出ているからといって株価の下落がノーダメージになるわけではないですが、
**「何も生まないマイナス」ではなく、「配当をもらいながら様子を見る」**という選択肢があるのは、メンタル的にかなりラクだと感じています。
③ 公務員の安定収入との相性がいい
公務員の給料は、大きく増えることは少ない代わりに、大きく減ることも少ない安定した収入です。
この安定した土台の上に、
- 日本高配当株からの配当
- 投資信託・米国株などの資産運用
といった「収入のタワー」を積み上げていくと、
FIREに近づくスピードも、将来の安心感も少しずつ上がっていくと感じています。
「安定収入+高配当株」は、公務員という働き方と相性がいい組み合わせだと思います。
④ “もうひとつの給料”が自動で昇給 増配のすごさ
日本高配当株の中には、毎年少しずつ配当を増やしてくれる「増配株」があります。
- 同じ株数を持っているだけなのに
- 1株あたりの配当が増えることで
- 何もしていないのに、年間配当金がじわじわ増えていく
という状態になるので、感覚としては
「特に何もしていないのに、知らないうちに給料だけ上がってる!」
みたいな不思議なうれしさがあります。笑
銘柄にもよりますが、中には毎年のように5〜10%くらい増配してくれる会社も全然あります。
もちろんずっと続くとは限らないし、景気や業績次第で止まることもありますが、
「利益が伸びた分をきちんと株主に返してくれる会社」は、長く付き合いたくなります。
増配の効果が一番わかりやすくなるのが、「持っている株数が増えてきたとき」です。
たとえばイメージでいうと、
- 1株あたりの配当が**100円 → 110円(+10%)**になったとき
- 100株持っていれば:1万円 → 1万1,000円(+1,000円)
- 500株持っていれば:5万円 → 5万5,000円(+5,000円)
ぼくは「何もしてないのに、増配のおかげで勝手に”もうひとつの給料”が増えた」みたいに感じていて、
株数が増えれば増えるほど、同じ10%の増配でもインパクトがどんどん大きくなるのが高配当株の魅力だと思ってます。
なので、増配してくれる会社かどうかは、日本高配当株を見るときにかなり意識しているポイントです。
⑤ 自社株買いは“見えない配当”みたいなもの
もうひとつ、日本株で意識しておきたい株主還元が「自社株買い」です。
ざっくり言うと、会社が自分の株を市場から買い戻して、発行済み株式数を減らす動きのこと。株数が減るので、同じ利益でも1株あたりの取り分(EPS)が増えやすくなります。
ぼく自身も、自社株買いは「見えない配当」みたいなものだと思っています。口座に現金が振り込まれるわけではないけれど、
- 1株あたりの利益が増えれば、将来の増配もしやすくなる
- 株主還元に前向きな会社だと、長く保有していても安心感がある
といった意味で、長期投資と相性がいい動きだと感じています。
なので日本高配当株を選ぶときは、「いま配当をどれくらい出しているか」だけでなく、「これまで増配してきたか」「自社株買いにも積極的か」といった点もセットで見るようにしています。
配当太郎さんの「配当金ダルマ」という考え方に共感
日本高配当株の魅力を考えるうえで、ぼくが参考にしている投資家の一人が「配当太郎」さんです。
配当太郎さんは、**増配銘柄に長期投資して、配当金を雪だるまのように育てていく=「配当金ダルマ」**という考え方を紹介されています。
また、
- まずは初期投資100万円前後からスタートして
- 年間12万円(1ヶ月1万円)の配当を目標にして
- 投資額が1,000万円を超えてくると、配当金の伸び方が一気に加速する
といった“現実的なステップ”で、配当金を増やしていくイメージも語られています。
ぼく自身も、いきなり「年間100万円の配当!」を目指すのではなく、段階的に配当を増やしていきたいと考えているので、配当太郎さんの考えにはかなり共感しています。
「雪だるまを転がすように、少しずつ配当金を大きくしていく」
というイメージは、20代、30代の公務員としてコツコツ続ける投資スタイルにもぴったりだなと感じています。
日本高配当株のデメリット・注意点
いいことばかりに見える日本高配当株ですが、当然デメリットや注意点もあります。
① 減配・無配のリスクがある
配当は**「将来も保証されたお金」ではない**という点は大事です。
- 業績が悪化した
- 経営方針が変わった
- 一時的な特別配当だった
などの理由で、**配当が減ったりゼロになったりする(減配・無配)**可能性があります。
配当利回りだけを見て飛びつくのではなく、「その配当がどれくらい安定して出されてきたのか」「業績や財務がボロボロではないか」といった点は最低限チェックしておく必要があります。
② 高配当=必ずしも“成長企業”とは限らない
配当をたくさん出している企業の中には、
- すでに成熟しきっていて、これ以上大きな成長は見込みにくい
- 成長投資よりも、株主還元を優先している
みたいなパターンも多いです。
これはこれで安定していてありがたいんですが、
「株価もめちゃ伸びて、配当もたくさんもらえる!」
みたいな“全部乗せ”になるケースはそこまで多くありません。
どちらかと言うと、株価の成長より「配当からのキャッシュフロー」を重視する投資スタイル、くらいに考えておいた方がしっくりきます。
配当利回りの数字だけ見て「高配当=将来有望株」と思い込まず、
「成熟した安定企業が多い」「利回りだけ高く見えている銘柄もある」くらいの距離感で見るようにしています。
③ 配当には税金がかかる【だからNISAと相性がいい】
配当には約20%の税金がかかるので、
- 表示されている配当利回り:たとえば4%
- 実際に手元に残る利回り:税金を引くともう少し低め
という形になります。
なので、課税口座で高配当株を持っていると、
「なかなか年間配当金増えていかないな…」と感じる場面もあると思います。
一方で、新NISA口座の中で買った高配当株なら、配当金も値上がり益も非課税になります。
同じ銘柄でも、課税口座で持つのか・NISAで持つのかで、長く持ったときの“手取り”はかなり変わってきます。
ぼく自身は、まだNISA枠を使い切れていないので、高配当株を買うときは、いまのところNISA枠の中だけでコツコツ買い増ししています。
将来的にNISA枠を使い切るくらいまで育ってきたら、そのときは課税口座でどう持つかも考えるつもりですが、
今の段階では「税金の影響を受けやすい高配当株ほど、まずはNISAで持っておきたい」という感覚で動いています。
NISAの制度そのものや具体的な使い方については、別の記事でまとめる予定です。
どんな人に向いている?逆に向かない人は?
向いていると思う人
個人的には、こんな人には日本高配当株が向いていると感じています。
- コツコツとキャッシュフローを積み上げるのが好きな人
- 「含み益を崩して生活する」よりも、配当という形でお金が入ってくる方が安心できる人
- 数字やビジネスモデルをある程度理解しながら、自分で銘柄を選んでみたい人
- 長期前提で、短期の値動きに一喜一憂しすぎない人
ぼく自身も、「一気にドカンと増えるより、ゆっくり育てたい」タイプなので、高配当株とは相性がいいと感じています。
向いていないかもしれない人
逆に、こんな人はちょっと相性が悪いかもしれません。
- 短期間で資産を倍にしたい人
- 毎日チャートを見ながらトレードを楽しみたい人
- 「値上がり益こそ正義!」というスタンスの人
- 減配・無配があると「裏切られた」と感じてしまい、冷静に見直しができない人
高配当株は、「配当という果実をコツコツ育てる」イメージに近いので、
スピード感や刺激を求めるタイプの投資とは少し方向性が違うと感じています。
僕の日本高配当株との付き合い方
最後に、27歳公務員のぼくの日本高配当株との付き合い方を簡単にまとめます。
- ポートフォリオ全体の中で、日本高配当株は「もうひとつの給料を育てる役割」として位置づけ
- 配当だけで生活するのはまだまだ先だけど、
- まずはスマホ代
- 次に家賃の一部
- いずれは生活費のかなりの部分
を配当で賄えるように、少しずつ株数を増やしていく
- 株価の評価額よりも、「年間配当金がいくらまで育ったか」を重視する
具体的な銘柄や選び方のルール、ポートフォリオの中での役割については、
別記事「金融資産800万の27歳公務員が保有する日本高配当株」で詳しく書いています。
まとめ:日本高配当株は“自分の性格”と相談しながら付き合う
日本高配当株は、
- 給料とは別に“もうひとつの給料”が生まれる
- 含み損でも配当という成果でメンタルが安定する
- 公務員の安定収入との相性もいい
という意味で、ぼくにとってはかなり魅力的な投資スタイルです。
一方で、
- 減配・無配のリスクがある
- 成長性がそこまで高くない企業も多い
- 税金を引かれると効率だけで見れば微妙な場面もある
といったデメリットもあります。
だからこそ、
「高配当株が正解」ではなく、
「自分の性格・収入・将来のイメージに合っているか?」
を基準に考えるのが大事だと感じています。
このブログでは、27歳・金融資産800万円の地方公務員が、
日本高配当株も含めてどうFIREを目指していくかを、これからもリアルに発信していきます。
下の記事では、日本高配当株をはじめ、投資に回せるお金を増やす「入金力アップ戦略」をまとめているので、良ければのぞいてみてください。
本記事は、個人の投資経験や考え方をまとめたものであり、特定の銘柄や投資手法をすすめるものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。













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